今回は目にも美しい錦糸卵を焼き上げてみたいと思います。 上手に焼くポイントは、卵のコシをガーゼで抜くこと。 ちらし寿司やアナゴ丼、大村寿司の彩りを添えましょう!
まずは卵をボールに割りほぐして、それをガーゼで包み、絞り込んでコシを抜きます。 こうすることで、焼いたときに薄く平らに仕上がるのです。
※卵をガーゼで包むときはこぼさないように慎重に。
鍋にごく少量の油を引き、あまり温度が上がらないうちに卵を流しこみ、薄くのばします。 どんなに薄く延ばそうとしても、卵が少なすぎたら鍋全面に卵を伸ばすことができませんのでご注意を。
鍋の油が多すぎると、油の多い部分では卵液が浮き上がって焼けてしまうので見た目が悪くなります。
卵が固まりだしたころ、卵のフチを箸でグルリとはがして、図のように薄い卵を箸にひっかけて、裏返します。 両面焼くわけです。
※この作業をする際、卵が厚すぎたら、卵の重みで破れてしまいがちです。 なので、薄く焼き上げる事が大事です。
両面とも焼きあがった卵は、天ぷらの下に敷く紙の上に広げておきます。 さあ、残る卵も随時焼き上げましょう。
焼いた卵は適当な長さに切って、
細かく刻みます。
07/04/13