以前オイルサーディンの缶詰で作るオイ丼なるものを堪能しましたが、 今回はその、オイルサーディンそのものを作ります。 作り方は偶然手にした「男の隠れ家」に掲載されてあったものです。
一刻も早くオイルサーディン作りに励みたいわけですが、その前に保存容器の消毒をしておかねばなりません。
大鍋に沸き立つ熱湯の中にガラス瓶を入れて、15分程度煮沸消毒をします。 パッキンなどがある場合はそれもバラしてから熱湯に入れます。 この際、消毒する瓶が完全に隠れる分量の湯がないと意味がありません。 さらに消毒後の瓶を取り出す際に使用するトングなども同じように消毒しておく必要があります。
熱湯消毒がすんだ容器は清潔なフキンの上にならべてよく水を切り、乾燥させておきます。
刺身にできるぐらい新鮮なイワシを用意して、3枚におろします。
※ウィキペディアによると、オイルサーディンは普通頭と内臓を除くだけで、三枚には下ろさないらしいです。 オイは今回、腹骨もとりました。
おろした身を塩水で軽く洗い、汚れを取り除きます。 きれいになったイワシの身の水気をよくふき取っておきます。
鍋にオリーブオイル、ニンニクスライス、ローズマリーを入れて弱火にかけて、40〜45℃になるまで温めます。
そこへイワシを静かに加え、40〜45℃をキープしたまま10分程度かけてゆっくりと火を通します。 油の温度が40〜45℃というのは 厳守しなければならないそうですが、極弱火にしても油の温度はジリジリと上昇していくのでコンロからおろして温度を下げて、また弱火にかけて、というようにやらねばなりません。
※オリーブオイルの量は使用するイワシの分量によります。 ニンニク、ローズマリーの分量はお好みでどうぞ。
苦労の末火を通したイワシを、オイル、ニンニク、ローズマリーごと消毒しておいた保存用にに移します。 これにてオイルサーディンの完成です。 保存期間の目安としては、約2ヶ月だとか。
完成したオイルサーディンは、そのまま酒肴にしたり、オイ丼を作ってみたりと楽しめますが、 おなじく「男の隠れ家」に活用レシピがありました。
ジャガイモの薄切りをオイルサーディンのオイルを使って弱火でじっくりと炒めます。
ジャガイモに火が通ったら、プチトマトとオイルサーディンを加えます。 塩、胡椒をふり、フタをして、しばらく静かに蒸し焼きにします。
器に盛り、パセリでも散らして完成です。 フフフ…そもそもジャガイモとイワシって合うんです。
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08/5/9