スーパーのお惣菜コーナーにいくと必ずいるのがチキンカツです。 やけにデカくて、そのくせに何故か安いので、思わず一枚購入してみます。 かぶりついてみると、肉がパサパサであり、大きいのは衣だけであり、味がついておらず、変に鶏臭くてとても食えたもんじゃねえ、安物買いの銭失いだコリャ…。
というメにあったことが今まで12回ぐらいあります。
もちろん非常に美味しい、ちゃんとしたチキンカツだった場合もあります。 今日作るチキンカツは美味しいほうのチキンカツを目標とし、 なおかつバルサミコ酢をかけたりして食べるという、いわばちょっと贅沢なチキンカツなのです十分主役をはれるチキンカツなのです!
今回は鶏のムネ肉で作ってみますが、別にモモ肉だってよいかと思われます。 肉の繊維に切れ込みを所々入れておいて厚みを均一にし、縮みを防ぎます。
切れ目をいれた鳥ムネ肉に塩胡椒をちょっとふって、まんべんなく強力粉をまぶしつけます。 その後、溶き卵にくぐらせておいて、 余分な卵液をきります。
卵液をくぐらせたムネ肉に、パン粉をまぶしつけましょう。 使用するパン粉は粗めや細かいのなど、お好みでどうぞ。 生パン粉を使用するとカッコ良く揚がるので好きです。
180℃に熱した油にパン粉をつけた胸肉を皮を下にして入れます。 その後頃合をみてひっくり返し、両面こんがりと揚げましょう。
ムネ肉を揚げている間につけあわせのキャベツを用意しておきたいと思います。 いや、そんなことをしているとせっかくのカツを揚げすぎてしまうかもしれませんので、前もって用意しておいたほうが よいかもしれません。 キャベツを千切りにしてオリーブオイル、ワインビネガー、マスタード、塩を合わせたソースを和えておきます。 このソースのことをソース・ヴィネグレットというらしいです。
ウィキペディアを見てみたところ、ソース・ヴィネグレット(sauce vinaigrette)はフランス人が好むところからフレンチドレッシングとも呼ばれるそうです。 なーんだ、ドレッシングなんだ。
ドレッシングを合えたキャベツを器に盛り、その上にチキンカツを切り分けて配置します。
上から煮詰めたバルサミコ酢(100ccを25ccへ)をかけるとチキンカツのできあがり。 おいしーんです。
東京ガスさんの食の生活110番というサイトにありました。 以下要約しておきます。
バルサミコ酢、ワインビネガー両方ともブドウから作る果実酢の一種です。
バルサミコ酢はぶどう果汁を煮つめて濃縮し、木の樽に入れて自然に発酵させたものです。 ワインビネガーはぶどう果汁に酵母を加えてアルコール発酵させた後、 酢酸菌を添加して発酵させて作った酢です。 バルサミコ酢のように自然の発酵力を利用するだけではなく、多くの場合、工業的に酵母や酢酸菌を加えて、熟成期間を短くしたものです。
07/12/20