ある日アマゾンで本を探していたときでした。
突如目に飛び込んできた本のタイトルは、「パスタマシンで麺道楽」。
麺!
麺好きなオイは見逃すことができませんでした。 本の内容を調べてみると、 パスタマシンでパスタだけでなくうどんやラーメン等中華麺も打てるという話です。
ラーメン!
ラーメン好きなオイは夢にまで見た自家製麺を、ついに作るときが来たのだということを察しました。
この本との出会いは、新たな麺生活のはじまりだったのです。
パスタマシンを紹介する前に、まずはキッカケとなった本を紹介します。 上でも言いましたが「パスタマシンで麺道楽 」です。
著者の大森 大和氏は、蕎麦屋の主人であり又、麺打ち教室の先生でもある方です。 家庭で失敗なく美味しい麺作りをする手段としてパスタマシンを活用することになったそうです。
パスタマシンのメーカーはいくつかあるようでしたが、本中で使われているものがアトラス社のものだったのでそれを買うことに決めました。
これがこの度購入したパスタマシンです。 アトラス社のものでイタリア製、値段は1万円弱でした。
それではATL-150が一体どんなパスタマシンなのかをこれから説明します。
まずはマシン本体ですね。 やけに頑丈に作られていて、重くズッシリとしています。 データによると2.75kgあるそうです。
外形寸法は19センチ×20.5センチ×15センチ(高さ)です。 重さの割にはコンパクトな印象です。
付属品として、テーブルとパスタマシンを固定するための留め金があります。 いざ麺を打つときになると留め金の重要さがよくわかります。
そして重要なのが、このクランク型をした手回しハンドルです。 これがなければパスタマシンは単なる鉄の塊です。 漬物石のほうがまだ役に立つ、という話になります。
で、再び本体に目を戻します。 見れば見るほどよくかわらん物体だと感じます。 いきなり使えといわれてもどうやってよいのか検討もつきません。
そこでカンタンにご説明を。 機能的には右図のようになっています。 生地を伸ばす部分はローラーになっており、切る部分は溝の入ったカッターになっています。
切るところ1と2では溝の幅が違っていて、これにより用途に合わせて太さの違う麺を切り分けることができるというワケです。
生地を切るところ(カッター)を上から見たところです。 それぞれ溝の幅が違うことがおわかりいただけるかと思います。 データによると、溝の幅は1.5ミリと5ミリです。 ということは、そのサイズの麺を作ることができるということです。
なんと、カッターはカンタンに取り外すことができます! どうしてかというと、替え刃ができるからなのです。
オプションで溝の幅が違うカッターが用意されていて、これにより思い思いの麺を作り出すことができるというわけです。
今回購入したATL-150の場合ですと、次のような替え刃が用意されています。
それでは早速麺打ちをはじめましょう。
まずは付属の留め金でパスタマシンとテーブルをしっかりと固定します。 パスタマシンの足に穴があるのでそこへ留め金を差込み、ねじを回して締め付けます。
パスタマシンの側面にはハンドルを差し込むための穴があります(黄丸)。 伸ばしたり切ったり、それぞれの部位を使用するたびにハンドルを抜き差しするのです。
ハンドルをこのように差し込んでクルクル回すのです。
ハンドル取り付け穴の反対側にはダイヤルがあり、生地の厚みを9段階に調節できるようになっています。
1からダイヤルを回すうちにだんだん生地が薄くなります。
はじめてパスタマシンを使用する際は、麺の生地を何度かローラーやカッターに通し、掃除をします。
使い終わった生地は捨ててしまってください。
パスタマシンの底には滑り止めのゴムが取り付けられています。
さてこれで一通りパスタマシンの説明は終わりました。 いざ、パスタマシンで麺作りを始めましょう!
09/11/12