東京日本橋にある楊枝専門店の桐箱入りの楊枝です。
日本で唯一の楊枝専門店なのです。 一本ずつ手作りでね、楊枝の素材は「黒文字」という木になります。
楊枝の入っている桐箱の図柄には数種類ありまして、一箱600円ぐらいで売られています。
直接さるやで購入もできますが、デパートや東急ハンズにも置いています。
桐箱に入っていないものもありまして、その楊枝の包み紙には
「ちぎる一夜の情の夢が忘れられない人となる」
というような、粋な文句が書いてあるのです。
我が家には沢山新品が常備してありまして、欲しい人にはおみやげとしてあげてます。
こんなものもあります。 密閉性が高く細長い桐箱入です。
底には三角の穴がありまして・・・
おみくじのように振ると楊枝がでてきます。
フタ開けるとこんなかんじ。 クサビ型に切りこみが入りガタツキがまったくない丁寧な仕事です。
スタンダードタイプの箱柄も数種類あります。
猿の歯は白いからそれにあやかろうと、屋号をさるやにしたそうです。
ごく普通に売られているつま楊枝。 これには右図のように「くびれ」がついてありますよね。 これは一体何のためでしょうか？
答えは、Aで折った部分をテーブルに置き、Bに先端部を乗せて行儀よく使う。
とかいう話を聞いたことがありますが、実は根も葉もない話。 真実はこけしに似せてつけられた単なる飾りなのだとか。
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05/10/6