昔からずっと蕎麦屋でゆっくり酒を呑みたいと思っておりました、でも閉まるの早いじゃないですかお蕎麦屋さん。
日が暮れて蕎麦をススるにゃ時間が早いし、たらふく飲んでシメに蕎麦でもススりたいなと思ったらもう閉まっているし、なかなか時間の都合がつかないんですよね大好きですけど蕎麦の事。
こないだ昼間から宴会した折、夕刻にはちょうどデキアガっていたのでここぞとばかりに老舗の暖簾をくぐり、シメに蕎麦を頂戴しようとビール飲みながら舌代を眺めていた時の事でした。
蕎麦屋なのに「やきとり」の文字が。
気になってザルどころではありません。 すかさず注文してみましたら、出てきた瞬間「こう来たか」とつい膝を打ってしまいまして。 串刺しされていないんですよね。
しかも「やきとり」と言いながらまったく焼いている形跡がなく…何者なんでしょうか。 一口つまんでその妙味のトリコとなってしまいまして、早くも頭はこの奇跡的な一皿を再現する事で一杯になりました。
「どうしたらあの質感を再現できるか」と試作を重ね生み出したのがこの方法です。
鶏モモ肉を一口大に切り分けて鍋に浅く湯を張り茹でます。 時間は5分、中火でどうぞ。
一緒にネギの青い部部を放り込んでおくと香味が出ます。
たとえ5分しか煮ていないにしろ、茹で汁には鶏のエキスがしっかり出ますから、別途スープや調理に活用ください。
肉の水気をよく切ってから別鍋に入れ、かえしをたらしてサッと炒り煮します。
しみじみ便利ですよねかえしって。 醤油450cc + 砂糖75g + みりん100ccを合わせて火にかけるだけです、この機会にぜひ常備を！
ネギの白い部分もいくつか加えておきましょう。
マジ合いすぎます日本酒と。 山椒を振ってみたりとかですね。
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18/08/09