「分厚いタイコ型をしたコーンのかき揚げ」
ちゅうのを新宿の飲み屋で食って感心したんです数年前に。
以来「あれってどうやって作ったんだろう」と再現を試みておりましたところ、なかなか上手くいかずにほったらかしていたんです。
するといやー、やってみるもんですねインスタグラム。 先日フォローさせていただいてる方の投稿に、見事なコーンのかき揚げがありまして、
「どうやって作ったんです?」と質問したところ、すんなり教えていただきまして。 何でもネタモトはNHKの『あさイチ』にあるらしいですが、 とにかく教わった通りに作れば、タイコ型をしたサクサクかき揚げができました。
丸でも缶詰でもよいのであらかじめ火の通ったものを用意します(とうもろこしの食べ方)。
そしてこれに、粉をまぶしつけますが、ななんと小麦粉一本でなく、片栗粉と小麦粉を1:1で合わせたものをコーンの粒々にまぶすわけです。 これは思いつかない!
そしてコーンに水気を与えるんですけども、ここで取り出したのが、霧吹きなんですねー、これは思いつかない!
揚げたい大きさの分量コーンを器に取り分けて、霧吹きでシャシャッと水を吹きます。 すかさずまとめあげれば必要最小限の量の水気を与えることができるのですかき揚げに、スゲー。
片栗粉が入っているからでしょうか、形の保持力がパンパでないです。 おにぎりみたいにまとめあげたらごらんの通り。 あとはこれを、クッキングシートの上に乗せ、
160度という低温の油でじっくりサクリと揚げるだけです。 揚げるうちにかき揚げはクッキングシートから自然と離れ、浮かびあがってくるでしょう。
揚げたてをかじればもう、あの夢にまで見たタイコ型のかき揚げそのものでした。
コーンに片栗粉と小麦粉を同量まぶし、霧吹きにて最小限の水気を与えて揚げる。
15/08/22