揚げたての鶏ナンコツをポリポリつまみながら飲んでいると、その音を聞きつけて息子がやってきます。 「なんば食べよっとー?」
ひとつ食べさせるともうおしまいで、ナンコツの虜になってしまって瞬く間に完食されてしまいます。 そうして今晩のおつまみもまた、消えていくのでした。
ごぼうを揚げると旨いということをご存じでしょうか。
ぶつ切りにしたのを揚げて盛ると、見た目やサイズがナンコツを揚げたのによく似ているんです。 「今日のナンコツはちょっと味が違うけど旨いね」と、やっぱり息子に食べられますが、 ゴボウは量をかせげるのでバンバンつまんでもらっても一向に構わないのでした。
土のついたゴボウを買ってきて、表面をよく洗ってからブツ切りにします。 今回の場合、ゴボウの香りを存分に楽しむために、是非皮つきのままゴボウを用いたいところです。
ぶつ切りにしたゴボウは水にさらしてアク抜きをしておきます。
アク抜きをしたゴボウの水気をよく切って、今度はダシに浸します。
これが美味しさのヒケツでありまして、漬けておく時間は最低半日です。
あとは片栗粉をまぶしてから、
カラリと揚げるだけです。 下茹する必要もなく、すんなりと外側はカリリ、かじるとホクッとした風合いに仕上がります。
器に盛り、上から塩と胡椒を振ります。 ささ、どうぞビールでも。
ごぼうを洗ってぶつ切りにし、ダシに漬けて片栗粉をまぶして揚げる。
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12/07/10