アボカドって果物なんでしょうけど、ワサビ醤油で食べたら美味というあたりタダモノではありません。
アボカドをはじめてこうして食べたのは居酒屋さんでした。 あまりにも酒の肴になるので3,4回続けて注文したりもしました。 アボカドの熟れかたさえ見極めれば誰でもカンタンに作れますのでぜひ一度お試しください。
それはそうとアボカドっていうよりアボガドと発音するほうが、 どうも呼びやすくてしっくりとくるのですが。
アボカドを買うには選球眼を養わねばなりません。
いわゆるひとつの「慣れ」です。 若くて緑色をした硬いアボカドはこの食べ方に適さないのでパスするとして、 まずは表面が黒ずんでいるアボカドを手にとってみましょう。
そして商品がキズものにならないように注意しながらも、 軽く握ってみて、かすかに指が沈む程度の触り心地のアボカドを選びます。
※アボカドの熟れ具合というのもお好みがあると思います。 もしも自分好みのベストアボカドを売り場で発見できなかった場合は、 熟れていない青々したものを購入してきて、スポンジかなにか柔らかいものを下敷きにして、 熟れるのを待つのもよいかと思います。
切り方にもイロイロあるとは思いますがここはひとつオイ流で紹介します。 まずはちょうど縦半分に包丁を入れます。
すると中心の種に刃が当たるので、 今度はその種を中心にグルリと包丁を回し入れるわけです。 完熟したものは身がつぶれやすいので、よく切れる包丁を使用したいところです。
ぐるりと切れ込みをいれたアボカドを右図のように手で回します。 ゆーっくり回します。
軽く開くようにすると、パカッと二つになります。
右のようにどちらか一方に種が付くと思います。
包丁ででゆっくり種をおこすようにはがします。
断面をまな板側にして、こんな風に切っていきます。
皮は手でむいていいきますが経験上、お尻側からむいたほうが綺麗に崩さずむけるようです。
こんな感じにむけました。
あとは皿に盛り付けて、鰹節でも散らして食卓へ運び、 ワサビをつけつつ醤油でいただきます。
トロといいますか、 その濃厚さが、醤油とベストマッチするわけです。 まさに森のバター。
取出した種を興味本位で土に埋めたところ、
割れて、
芽が出て
大きくなりました。
アボカドを割ってみると「ス」が入っているものが稀にありますよね…。 味には支障のないもの、はたまた渋みがあるもの等様々ですが、これを引き当てない数少ない対策のひとつは、安売りのものには手を出さない事!が経験上有効だと思います。
05/11/20