ぷちぐるtop / レシピ一覧 / 焼き物 / 炙りベーコン

炙りベーコン

炙りベーコン

なじみのハム屋さんに行ったらどれも値段が1.5倍ぐらい上がっていて「儲けに走ったか!」と思えば豚の種類を良いのに替えたのだそうです。

上質な豚は脂が旨いの!」という店主の言葉は経験済みで、ベーコンを束買いして急いで家に帰り、スライスしてつまみたいところでしたが、「とにかくこの豚の脂は焼いて食べてね」と念を押されましたので、 赤味の部分はそのまま食べて、脂身を炙ってみることにしたんです。


脂身ベーコンの

ベーコンの脂身

こちらがその脂身部分です。 赤味はワインでいただきました。 焼けば旨いという理屈はわかりますが、マットな脂をそのままハミッとつまむのも旨いんですけどね、 でもまあ今回は炙ります。


脂身を燻す

炙る

炙るには単にフライパンに油を引いて、こんがり全面を焼くよう転がせばそれまでです。

そりゃ旨いでしょう。 でもなんちゅうかその調理法に魅力をまったく感じなかったので、炙ると言いながらも今回は燻すことにしました。

サバの熱燻を作ったときと同じ要領にて、茶のダシガラを乾燥させたものを中華鍋に広げ、上に網をのせ、そこへ脂身を配置してから燻します。

ちなみに今回は、ザラメも少々加えてみました。

フタをかぶせる

上からフタをかぶせて10分程度燻しますが、その際スキマができるようでしたらアルミホイルをかませます。 できれば屋外でやりたい調理法です。 2、3日はキッチンから燻香が消えませんので、ご家族からのクレームにご注意ください。


煙がもうもうと

フタを開けばモウモウと煙が立ち上り、


燻されたベーコン

できあがり

美味しそうに燻された脂身が姿を現しました。 ベーコンは元々燻して造りますからね、それを再度燻している事になるので少し変ですが、市販のベーコンは香りが少ないものが多い中、酒飲みにはこのくらいパンチの効いた肴がふさわしいものです。

燻したてをザクリと切って黒胡椒カラシをそえてつまめば至福です。 一方冷やしてつまんでも一度まとった香りは消えませんので、それはそれでイケるんです。


レシピのまとめ

  • 燻す時間はベーコンのサイズによっても違います。
  • スライスされた市販のベーコンも同じ手で香ばしくなります。
  • おさらい:市販のベーコンブロックを燻しなおしてスコッチと共にいただくのでした。

更新日:23/01/26

公開日:13/11/17


*