5年ぐらい前になりましょうか、旅行の際、べったら漬けをお土産にいただいたことがありました。
手荷物として新幹線に乗り帰路につきましたが、しばらくすると、なにやら発酵臭がしてきました。 そう、べったら漬けの匂いです。
自分はさておき周囲の方々への迷惑が・・・と、ドキドキしながら過ごしましたが、どうにも対処のしようがありません。 仕方がないのでベッタラ片手に通路で過ごし、長崎まで帰ったことがありました。
食べると美味しいんですけどね。 麹の甘みの奥底から感じるかすかな塩気、ピリリとさせれば酒肴にもなりますよ。
大根の皮をむいて半日ぐらい陰干しにします。 シナッとしたところで、大根の重さに対して3パーセントの塩をまぶし、2、3日置きます。
荒熱をとったご飯と、同量の麹を用意します。 両者を混ぜ合わせ、そこへ焼酎をご飯+麹がボテッとなるぐらい注ぎます。
ビニール袋にいれて、毛布等にくるみこんでホカホカさせつつ2、3日置きます。 大根の下漬けと同時進行で作業すると能率的です。
※甘酒仕込みと似ています。
三日が経ちました。 毛布から麹を取り出すと、ドロッと少し溶けています。 ここへ、水あめやハチミツなどをひとたらしして、
下漬けの大根を、水気を切ってから加えます。 軽く重しをして、三日ぐらいおけば、食べられます。
Instagramはじめました! ぜひフォローお願い致します。
11/03/25