鮨に口直しとして添えられる生姜の甘酢漬け、通称ガリは誰もが知る存在だと思います。
ガリはどうして「ガリ」というのか? それは昔、ショウガをガリガリとかんで食べたことからきた、といわれています。 ならば梨を「シャク」と読んでもかまわないな、と思い浮かべながら調理開始です。
それでは早速ガリ作りスタートです。
ガリに使用する生姜は新生姜がよいといわれます。
そんな新しょうがの皮をむきます。 ピーラーでなでると手早くカンタンに皮をむけます。
皮をむいたショウガを薄切りにします。 見覚えのある姿に作りたい方は、超薄切りにしてください。 ちなみにオイはザックリと切り分けています。
薄切りにしたガリを熱湯に通します。
冷水にとり、アク抜きをします。 30分程度浸しておくと結構です。
あく抜きをしている間に甘酢を調合しましょう。 ただ単に、砂糖と酢をあわせるだけです。
その割合はお好みとなります。 今回は砂糖に対して倍量の酢を用いました。
水に漬けておいたショウガを取り出し、水気を絞ってから甘酢に漬け込みます。
半日ぐらいするともう食べることができますが、一晩寝かせると味がなじみ、さらにうっすらと赤く色づきます。
晩酌のお供に使っています。
ついでに生姜の醤油漬けも作ってみましょう。 今度はひねショウガを使います。
皮をむいて、細切りもしくは、
薄切りなど好きなように適当に切り分けます。 皮をむいて丸ごと漬けるのもよいかと思っています。
あとは容器に切ったショウガを入れて、上から醤油をヒタヒタに注ぎこみます。
半年ぐらい冷暗所に放置すると完成です。 ニンニクの醤油漬けと同じです。
漬け込みに使った醤油はショウガの風味が移りショウガ醤油になっています。 色んな場面で活躍できると思いますが、生姜焼きを作る際に使えばすごいことになると考えています。
09/12/01