白く温かいご飯に何をおかずで食べるか? ジュワっと脂が乗ったアジの塩焼きか! はたまた今日はマーボー豆腐にするか。 日々のくらしの中で、幾度となく繰り返されるこの人生の一大テーマに、今日は生姜焼きで挑んでみませんか。
レシピなんて要らないぐらい簡単にできる豚肉のショウガ焼きも、ちょっとひと手間加えるだけでグッと味が引き立つのであります。
厳密に言うと、豚肉の生姜焼きなワケですが、世間一般的には「しょうが焼き」で名のとおる生姜焼きではあります。
やはり大事なのは 豚肉。 少しこだわるならばとんかつでおなじみ豚ロースを厚めに切ってポークソテー風に作ればよいし、 こだわらなければ、豚バラの薄切りでも細切れでもなんでも良いです。
まず肝腎なタレを調合します。 醤油、みりんを合わせたら、生姜をおろして加えます。 甘口が好みならば砂糖も入れまして、
さてここからが、こだわりポイントなのでして。 まずタマネギ、リンゴを少々おろして追加します。 パンチが欲しけりゃニンニクや豆板醤、タバスコなんかを足しても美味であります。
以上を合わせたら楽に調合ダレのできあがりです。 一旦火にかけて沸騰させておくと、生姜焼きのタレとして日々活用することができます、冷蔵庫で保存もできますし。
フライパンをカンカンに熱し、そこへラードを投入します。 好みでサラダ油でも、胡麻油でも何でもかまいません。
強火で豚肉を炒め、しっかり火を通します。 肉が厚い場合は、上から抑え付けて綺麗なコゲ目をつけます。
頃合を見てタレを流し、豚肉にからめてまいります。
タレがよくなじんだところで! 登場するのが隠し味のトマトケチャップです。 これにより、甘辛さを増幅させるという荒業です。
タレに生姜が入っているにも関わらず、焼き上がり寸前さらに追い生姜を投入する事でより良い香りを付けるんです。 せっかくの生姜焼きですからね、たっっぷりどうぞ!
程よく汁気が煮詰まったら、しょうが焼きの完成です。 添え物にはせん切りキャベツやトマト、ポテトサラダ、スパゲッティ等よく合います。
そうそう! 付け合せのスパゲッティですが、茹でたのを生姜焼きを作った鍋に残っているタレに絡めると美味しくなります。 バターを少し溶かしたりですね。
06/07/07