昔ながらの、素朴なポテトサラダを作ります。
ジャガイモさえ茹であがれば、あとは思いのままに仕込むことができます。
まずは、マッシュポテトを作ります。 いい感じのじゃがいもを数個用意して、丸のまま皮もむかずに煮ます。 ジャガイモの頭が出ない程度の水を鍋に張り、茹でます。
皮付きで茹でることにより、ウマミ流出を防ぐわけです。
※ジャガイモの形を残したい場合はメイクイーンを、くずす時には男爵を使うとよいです。
ジャガイモの状態を気にしつつ数十分煮た後、竹串を刺してみてスッと入るようになっていれば消火し、ザルにでも上げます。
そのアツアツのジャガイモを手に取り、皮をむいていきます。 そしてそれをすり鉢に入れてマッシュ、すなわち潰していくわけです。 まだジャガイモが熱いうちに塩、胡椒を振っておきましょう。
※ジャガイモが熱いうちにレモン汁をたらす、という手もあります。
程よくマッシュできたでしょうか。 マッシュ加減はお好みでどうぞ。 個人的には、完璧にすりつぶすのではなく、ある程度ジャガイモの形が残っているぐらいが好きです。 徹底的にすりつぶしたって構いやしません。
ちなみにこのマッシュを、自らの指で行うと絶妙な質感になる、という話もあります。
※ちなみにマッシュとは、野菜を煮て、すりつぶして裏ごしにしたもののことです。
マッシュポテトが仕上がればポテトサラダはもう完成したようなものです。
次は具を用意していきましょう。 まずはキュウリです。 お好みの厚さにスライスします。 今回はただ切っただけで混ぜ込みますが、軽く塩を振っておいたキュウリを使ってもよいです。 きゅうりもみと大根の塩もみ→
タマネギのせん切りも入れてみましょうか。 スライスして、水にさらしておきます。
※きゅうり、たまねぎの水気は徹底的に切っておいてください。
母親が昔作ってくれたポテトサラダを思い出しつつ、魚肉ソーセージを適当に切って入れてみます。
ちょっと上品に作る場合は、生ハムなんかを混ぜてもよいですし、カリカリベーコンを入れるのも好きですオイは。
最近では牛タンの塩漬けスライスを混ぜ込むのが好きです。 ビールによく合うポテサラになります。
あとは味付けをするだけですが、この味付けが色んなやり方があって、それこそお好みなわけです。
オイは粒マスタードにマヨネーズを入れて、ほぐしたゆで卵を入れた後に、 塩、胡椒を少々振ってポテトサラダの完成とします。
食べる時には醤油やウスターソースをかけたりもします。
他にもドレッシングを混ぜ込んでみたり、味噌やクリームチーズを混ぜ込んでみたり。 何色にでも染まるのですポテトサラダは。
津村喬さんのひとり暮らし 料理の技術にあったもので、 梅肉と紫蘇を包丁でトントンと刻みます。
これをマッシュポテトとあえて、少量のマヨネーズを加えると、激ウマなポテサラになります。 「つい食いすぎてしまう」と書かれてあるとおりの現象が起きます。 さらにこれを丸めてコロッケのように揚げるとやっぱり旨いです。
※梅干の分量はお好みでどうぞ、少量でも酸味がでます。 紫蘇は青紫蘇で代用可。
焼いた明太子を軽くほぐしてマッシュポテトとあえれば酒飲み喜ぶポテサラになります。
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06/11/11