「どんな料理にも大活躍」という便利さから名づけられた「八方だし」は広く知られる存在です。 毎度いろんな割合で仕込んでいたところ、この度ひとつの完成形を迎えましてね、記念に里芋を煮てみます。
鍋にかつおだし、みりん、しょうゆを入れて、上からかつおぶしをバサッと加えて火にかけます。
ワッと沸いたらこしますと、これが八方だしです。 この度、甘めに仕込むとかなり使い良い事に気がついたんです。 その割合は、だしを鍋に入れ、だしの半量のみりんを注ぎ、しょうゆをひとたらしです。 比率でいうと6 : 3 : 2となります。
これまでは出汁8にみりん1、薄口醤油1を合わせていたので、相当甘めという事になります。
これが重宝するんです。 麺つゆやカレーの調味に力を発揮します。 冷蔵庫に常備しておくとかなり楽です調理。
では里芋を煮てみます。
皮をむいて、食べよい大きさに切ります。
落しぶたをして、30分ほど弱火で煮ます。 串がスッと通れば煮あがりです。
鍋に里芋を入れ、八方だしをヒタヒタに注いで弱火にかけます。 10分煮たあとそのままさませばできあがりです。
器に盛り、上からカツオブシを散らしていただきます。 八方だしの、かすかな風味が絶妙です。 家族は「料亭の煮物」と呼んでますこのふくめ煮を。
八方だしを甘めにこしらえ、日々の調理に活用する。 野菜と相性良しです。
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15/02/16