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丸和工業:朝顔七輪

七輪(朝顔七輪)

丸和工業という会社が作っている切出コンロという七輪です。 七輪といえば1000円以下でいくらでも売っていますがこれは一味違います。

どこが違うかというと、珪藻土という植物プランクトンが長年堆積して作られる土から、 職人さんが一つ一つ削りだして作っているのです。 鋳型で作るモノとはワケが違います。

使い方としては、下にある通風孔をスライドして開け、風を送り込みます。 そうするとたちまち炭が赤らんできます。  写真のように網に油がへばりついて黒くなってきたら、一度コンロの直火「強」で焼きます。 すると綺麗になります。

ただでさえ炭焼きにしたら美味しくなる食材も、この朝顔七輪で焼くとそれだけで2割増に美味しくなりそうです。

値段は6000円ぐらいでした。 サイズも大中小あります。 オイは卓上で使うので中を選びました。 ぷちぐる掲載アイテム一覧

丸和工業

七輪 - 通風孔

火のおこし方

快適な七輪ライフをおくる為には、まずは正しい火のおこし方を習得する必要があります。 といってもなにムズカシイことはありません。  まずは七輪の通風孔を全開にして、七輪を風上に安置します。


七輪 - 火種を準備

古新聞を適量七輪に丸め入れ、その上に割り箸など着火しやすい木材をパラパラと入れます。 そしてチャッカマン系のライターで、点火。


七輪 - 炭投入

火がついたところで、炭を投入していくわけですが、はじめはなるべく小さな炭の破片から入れていったほうが、火がつきやすくなります。


七輪 - 道具

火がついたら、うちわで全開に開けておいた通風孔から風をパタパタと送り込みます。 そのままの状態で風が入るようならば、この作業はいりません。

順調に火が起こってきたら、新聞紙の燃えクズなんかをウチワで吹き飛ばします。 炭全体が白っぽくなったら火おこし完了。 焼き網を乗せます。


七輪という名前の由来

七輪の名の由来は、七厘の値段で買えたからとか、底にある空気孔が7つだったから等言われます。 ちなみに珪藻土は5〜7千年前の地層から産出されます。


炭について

炭には黒炭と白炭があり、焼き方は黒焼き、白焼きと言います。

黒炭はナラ、クヌギ、カシ、マツ、サクラ等雑木で焼かれます。 窯の中の原木に火が移ったら空気を遮断して1週間蒸し焼きします。 その後、窯が自然に冷えるまで待つとできあがり。

白炭は備長炭に代表されるようにウバメカシ等固い木を使い、蒸し焼きにはしません。 叩くと金属音がするのが特徴で、固いんです。 火力が強く火持ち良いのが特徴です。


朝顔七輪

  • メーカー:丸和工業
  • タイプ:切り出しコンロ朝顔型
  • 価格:\6,000程度
  • 保管は湿気を避ける。
  • 火消し壺もご用意を。
  • やけどに注意。

おさらい

焼き物は、やっぱり炭で焼かないと。 炭は備長炭なんかがほしいね。 七輪で焼いたらマズくなる食べ物というのもなかなかないので、いろいろ焼いて 楽しみましょう!

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05/07/19



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