これぞイイダコです。 春になると卵を持ちまして、それがあたかも飯粒に見える事から名がつきました。
※一応申し上げておくと、卵を持つのはメスだけです。
茹でる前にはまず揉みます。 タコをザルに入れ、塩をたっぷり振ったらしっかりもんで、ヌメリを取り除きます。
塩少々を加えたお湯で、茹でます。 この際足先からチョンチョンと入れていくようにすると、綺麗な丸まりが生み出せます。
胴がしっかり固くなったら茹であがりです。
こんな感じです。
このままつまんでも美味しいですけど、今回味噌酢あえにします。
白味噌に砂糖と酢を加えてよく練ります。
※ぬたの素もどうぞ!
イイダコは胴(頭)を落としたら足を「二本ずつ単位」で切り離し、味噌とあえるのです。
いくらでもつまめますよね。
飯蛸や膳の前なる三保の松:夏目漱石
18/05/10