メニューに「板わさ」の文字を見れば、つまみたいわけでもないのに、つい注文してしまったりします。 いざ食べれば、「板カマをわさび醤油で食ってるなー今」という当たり前の味がしてなんか安心します。
板わさのレシピもなにも、ただ板カマを切ってワサビ醤油でつまめばはい終了という感じですけど、それでは楽しくないので小細工を。
板からはずしたカマボコへ、縦一文字に薄く包丁を入れます。
包丁を抜いて、少しずらした場所へもう一度ナナメに包丁を入れると、クサビ形に細長いカマボコが切りだせるハズです。 細長いのは今回不要ですので、その場で喰っちゃいます。
カマボコ本体にできたミゾに、ワサビを塗りつけていきます。
同じ作業を反対側にも施しますが、ワサビも思い切り効かせたい場合はミゾを沢山作って歯車状にし、そこをワサビで埋めつくします。
あとは自分の食べたい厚みに切り分けるだけです。
板わさだけを延々つまむのもあれなので、小脇にワカメやラッキョなどツマ的なものを添えたりします。
切る際、3センチの幅へ10本包丁で切れ目を入れてから切り離してやると、たんなる板カマなのに不思議な触感が生まれグンと格が上がります。
板わさを肴にシブい感じに飲んだりする。
13/04/24