料理屋さんで出された謎のパリパリが、皮せんべいでした。 かじった瞬間口中に広がる香ばしさが魅力です。
刺身にする際引いた皮にて、ぜひぜひ仕込んでみてください! 酒飲みは大喜びしますから。
何かしらの魚を冊買いしてきて皮をすきます。 今回これは、鯛ですが、別にヒラメでも何でも構いません。
※白身と言いましたけど、これはブリでもイケるはずです。 とにかく何らかの魚の皮を入手します。
こんな感じにすけました。 身は刺身にするとして、今回用事があるのはこの、ヨレヨレになった皮であります。
全型の海苔1枚(縦21×横19cm)を用意して、この表面に卵白をまんべんなく塗りつけます。 モタモタしていると海苔がヨレてきますのでチャチャッとうっすらハケを滑らせます。
※ちなみに今回海苔は半型×2枚を並べて使ってます。
そして海苔の上に鯛の皮を一枚ずつスキマなく広げていくのでした。 全型海苔一枚すべてを皮で埋めるには、小ぶりな鯛一尾分の皮が必要です。
皮の量に合わせて海苔の量も調整します。
皮を貼り終えたら、一昼夜風乾します。 あくる日にはもうパリッパリになっているハズです。
このパリパリをキッチンバサミでジョキジョキつまみやすい大きさに切りそろえまして、
薄く油を引いたフライパンにて弱火でこんがり両面焼きにします。
塩と胡椒を振ってつまめばこれはもう・・・この旨さは実際作って召し上がっていただくしか表現のしようがありません、傑作ですこれは。
時には鯛の皮ポンもどうぞ! あらかじめウロコはよくかいておきまして、その皮を、ショウガを一かけら入れた湯の中へ15秒ほど通します。
すかさず冷水にとって冷まし、徹底的に水切りをします。
あとは刻んだミョウガとでもあえて、ポン酢とからめます。 わさびも合いますねー!
鯛皮を海苔に並べ乾燥させ、炙るように焼くのだった。
15/10/04