まさか都心にカープ一色の店があるなんて。
連れていかれたのは雑居ビルの二階。 入店するやいなや広島東洋カープ全開の赤い空間。 そこに何故か「3年B組金八先生」の最終回が流れている。
その映像を腕組みしながら真剣に見つめている「カープ坊や」だらけの衣装を着ているのが店主だ。 なんでも30年前に体一つで広島からやってきたらしい。
最初は熱すぎてとっつきにくい印象の氏だったが、すぐ作れて意外と美味しいネギ焼きを何枚もつまみながら口論していると、いつの間にか肩を組んで応援歌を合唱する仲になっていた。
広島のお好み焼きならではの薄生地です。
小麦粉を水でゆるく溶くだけでして、もちろんダシを用いるとより美味しくなりますよね。
鍋を熱して油を引いたら生地を流し入れます。 広い鉄板が作りやすいですけど、 一枚焼くだけならパエリヤパン等ベンリです。
くまなく円型に生地を広げたら、じっくり焼いてまいります。
生地にパリパリを求めるのなら、一旦表裏を返して両面焼きすると良いでしょう。
焼けたら刻みネギをドサリと片側に乗せて、
生地でパタリと半月型に閉じるだけです。 お好み焼きソースをたらしたら、青のりをたっぷり振りかけていただきます。
18/03/31