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オニオンペーストトースト
オニオンペーストトースト

オニオンペースト

この時期になると新タマネギをあちこちから頂きます。  タマネギは活用度が高いので、どれだけ貰っても困ることはありません。 軒先に吊るしておけば、長期保存も可能ですし。

新タマネギで、とりあえずサラダを作ったり、 タマネギ多めのハヤシライスカレーを楽しんだ後は、 オニオンペーストをこしらえて長期保存しておくことにしています。

頂き物の新タマネギ

タマネギ

これが頂き物の、新タマネギです。 「なんぼでも抜いてもってけー」と近所のお婆さんが言ってくれるので、時には子供たちを連れて引き抜きに行きます。


タマネギをみじん切りにする

タマネギのみじん切り

タマネギの皮をむき、徹底的にみじん切りします→タマネギのみじん切り


タマネギを炒める

炒める

あとはバターで炒めていくだけです。 長丁場になりますので、心して挑んでください。


タマネギ炒め30分経過

30分経過

弱火で炒めはじめて30分が経過しました。 新タマネギなので水分が多く、まだまだ先が見えません。


60分経過

60分経過

1時間が経過しました。 タマネギからたんまり水気がにじみ出てきました。 時折天地を返しながら炒めていきます。


90分経過

90分経過

ようやくアメ色になりだしました。 ここらで少し飽きてきたので、キッチン周りのお片づけをしながら炒め続けることにしました。


120分経過

120分経過

ついに2時間が経過しました。 カレー用ならば、このぐらいの状態がベストです。 いつもよりも時間がかかっているのは、火加減が超弱火だからです。


タマネギをかき混ぜる

このへんまでくると、のんびり放置していたら焦げ付いてしまいますので、頻繁にかき混ぜる必要があります。


150分経過

150分経過

すでにペースト状です。 ここらで仕上げをしてもよさそうな気配がありますが、せっかくですので極限まで炒め続けてみようと思います。

キッチン掃除は済んでしまったので、今度は風呂を掃除しながらの炒め作業にはいります。


180分経過

180分経過

炒めはじめて3時間になりました。 タマネギはドングリのような深い茶色に色づき、炒めはじめの4分の1ぐらいの量になりました。

少しなめてみると、強く、奥深い甘みがします。 だからといって、 砂糖のようにクドい甘さではなく、ジャムのようにまだるっこい甘みでもありません。  甘いけれどもキレのある、タマネギ独自の甘みです。


油を吸い取る

タマネギが油と分離をはじめました。 キッチンペーパーで丹念に吸い取ります。


塩、胡椒で味付け

味付け

味付けは胡椒で行います。 かなり多めに塩を加えないと、味のバランスがとれません。


オニオンペーストのできあがり

塩、胡椒をふってからさらに15分炒めたところで火を止めました。 おそらくこれほど長時間に渡ってタマネギを炒めたのは今回が初めてです。 トーストに塗ってかじれば、 タマネギの深い旨味にウンウンと頷きが止まらなくなるでしょう。


オニオンペーストトースト

オニオンスープに用いたり、 チャツネと一緒にカレーの隠し味に使ってみたりします。  レバーペーストと和えて、パンに塗って出したところかなり好評でしたよ。


オニオンペーストのツボ

  • 炒め加減はお好みでどうぞ。 よく炒めたほうが保存がききます。 目安としてはタマネギ800gが150gになるまで炒めます。
  • 和洋中、あらゆる調理の隠し味として活用できます。
  • 焦げ付かせないようご注意ください。

おさらい

タマネギをみじん切りにして、ペースト状になるまで炒め続ける。 塩、胡椒で調味して完成。

11/04/26


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