まずは皮むきです。 丸ごとの玉ねぎを手に持ち(まな板に置き)、根の部分を切り取ります。
あまりにも深く根を切り取ると、後ほど玉ねぎの中身がバラバラになってしまいますので薄めに切り取ってください。
続いて頭の部分を切り取りますが、全部切り離してしまわずに、ちょこっとだけ本体につなげておきます。
親指の腹と包丁の間に玉ねぎの頭をはさみこみ、べりっと引きはがすと頭にくっついて皮の一部がはがれます。
同じような要領で、グルリと一周皮をむいてしまいます。
きれいさっぱり皮がむけました。
それでは早速みじん切りを行います。 まず真っ二つに割りましょう。
頭のほうを手前にむけて、縦に何本も包丁で切れ目を入れます。 この際、根っこの部分は少しだけつなげておいてください。
今度は玉ねぎの頭を右にむけて、横に3段ぐらい切り込みを入れます。
あとは縦に包丁をザクザク入れてゆくと、面白いようにみじん切りの玉ねぎを量産できます。
切り込みの十分でない根っこの部分が残りますが、横に寝かせてせん切りにしておくとよいです。
みじん切り一同をまとめてから包丁で軽くザクザクと切りならすと立派なみじん切りになります。
みじん切りにしてはちょっと大きすぎるな、と思う場合は包丁の頭を指でおさえてザクザク切りこんでみてください。
スライスタマネギを食べる機会もあると思います。 今度はタマネギをせん切りにしてみます。
タマネギの皮をむき、縦半分に割ります。 そして根っこをV字に切り取ります。
頭のほうを手前にむけて、タマネギの両端へ横向きに、軽く切れ込みを2、3段入れておきます。 こうしないとタマネギの一部がせん切りになりません。
あとは端からザクザク切り分けるだけです。
タマネギのせん切りをサラダなどで食べる、つまり生食する場合は、水にさらしておきます。
切ったタマネギを水に浸し、しばらく流水にさらします。 ひねタマネギは10分、新タマネギならば2、3分さらします。
玉ねぎを切っていると涙がポロポロこぼれ落ちる時があります。 これはチオアルデヒドという催涙性の物質が玉ねぎに含まれているからです。
チオアルデヒドは冷やすと働かなくなることから、玉ねぎを冷蔵庫で冷やしておくとよいと言われます。 また、よく切れる包丁を使うと玉ねぎの細胞を傷つけないので効果的です。
痛くなった目は水で洗うと治ります。
更新日:23/05/24
公開日:09/02/25