黄身はトンロり半熟・・・白身はほのかにプルルン! 奇跡の質感を簡単にお楽しみください。
鍋に並々と水を入れ、火にかけます。 さて68度になるまで待ちましょう。
湯温がきたら、火を止めて卵をやさしく沈めます。
あとは蓋をし、20分放置するだけです。
生卵を食べる時みたいにコンコンやって器へ割り落とします。 タレはダシ、みりん、薄口醤油、昆布を火にかけてから濾し、 冷ましたものが上品でよく合いますが、なに生醤油のほうがかえって温タマの良さが実感できるというものです。
温泉卵生活満喫しておられますか。 時には鶉(うずら)を用いて温泉卵を作ってみませんかと。
卵を室温に戻し、静かに器に配置します。 そこへ、沸騰した湯を注ぎ、フタをします。 待つこと20分で完成です。
鶉の殻は割りにくいので、小さな割れ目をキッカケに、まるでしぼり出すかのように器へ出します(どんぐり)。
ゆで卵は普通、黄身より白身のほうが先に固まるのに、なぜ温泉卵じゃ逆なのか?
それは黄身は白身より低い温度で固まるという性質を持つからです。
白身は80度を超えないと完全には固まらないのに対し、黄身は70度でも時間さえかければ固まりはじめるのでした。
68度になったら音や色で教えてくれる温度計があったら便利だなあ。
16/10/23