博多の街を歩いていて、赤チョウチンにつられくぐった焼き鳥屋で食べた「レバテキ」が絶品でして。 つまみながら「なるほど!」と分析再現したのでした。
モロ新鮮な、豚のレバーを使います。 鳥でもできない事はありませんけど、ずいぶん感じが違ってきます。
鍋をよく熱し、胡麻油をたらしてじっくりレバーを焼くんです。 軽く塩、胡椒を振り、中火でゆったり両面焼くだけなのですが、こう書くとアレコレ諸問題が起きますけど、ごく個人的な話で言うと、 レアに焼きあげたほうが絶品となります。
焼いたレバーは器に並べ、続いてタレの調合にまいります。 鍋に砂糖、みりん、醤油を入れて火にかけて、ワッと沸いたら火を止めます。 これがカンタンなのに美味しい甘辛ダレです。
タレをレバーの上から回しかける、のではなく、レバーの周囲に張り巡らします。 これは何でかというと、上からかけちゃうと味が均一、つまりどこを食べても同じ味になってしまい又、この一皿が何者かわからなくなるからです。
レバーをつまみ上げてはカラシを塗り、タレにチョイチョイ浸しながらつまむ、というように楽しみます。
更新日:23/03/22
公開日:15/08/29