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居酒屋の突出し

真夏のパリッと塩だれ胡瓜

良い突き出しを出してくれる酒場は嬉しいですね。

いきなり煮たサザエ一個なんて素敵じゃありませんか。 もはや我々クラスになると、突き出しを見るだけでその店の良し悪しを全て見抜けてしまいます。

以前地元にあった居酒屋で、こんな事を客に堂々と公言する店主がおりました。

ウチの場合客単価を少しでも上げたいからまず考えたのは、突き出しを二個出す事分かる?オイさん。

何でもいいから二個出せば、一個300円の突き出しが二個だから席に着くだけでもう700円取れるというワケ。

色々おかしい所がありますが何なんでしょうこの客の事を一切考えていない態度は。

付き合いで何度か足を運んだことありましたが、とてもヒドい突き出しだった事を今でもよく覚えています「名前だけはキンピラ 」とか「激安スーパーから買ってきたチャンジャをそのまま出す」等。

こんなお店、もちろん現存してませんからご安心を。

さて!

梅雨の最中に(長崎はなんとまだ)運命的に出会ってしまった爽快な胡瓜料理がこちらです。 きゅうりは揉むでも刻むでもなく叩くものだという事をしっかり覚えましょう。

作り方

名前のまんまな料理です。 まず塩だれからですね、水に塩を入れよくかき混ぜて完全に溶かしこみ、食べる直前まで冷蔵庫でキンキンに冷やしておきます。 水100mlに対して塩8gという比率でしてこれは幾度となく試行錯誤を繰り返した結果導き出された数値ですのでしっかり計ってくださいね。

胡瓜は畑からもぎたてならば水洗いすらせずに用いるべきです、洗うと美味しさが逃げますから。

握ればトゲがツンツンして痛いくらいの瑞々しい胡瓜が手に入れば最高ですね。 まな板の上に置いてすりこ木で叩いて粉砕します。

包丁で丁寧に切るよりも断面が複雑になって味が沁みやすいのです。

口に入れやすい大きさに切り器に入れて、塩だれを回しかけます。

胡麻を散らして食卓に運び、皆が箸を手に取ったら刻み海苔を乗せます。

レシピのツボ

  • 先日あっぷるで紹介させていただいたレシピです、大好評でした。
  • おろし生姜を添えても良いでしょう。
  • 冷えてないと美味しさ激減です又、塩だれに漬けて長時間置くと味が入りすぎて辛くなり胡瓜の心地よい食感も失われます。
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19/06/22



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