店を覗けば満席で、あくる日空いてるかと思いきや、売り切れにつき閉店で・・・。
広島にある餃子専門店「清ちゃん」での話です。 今回めでたく入店できましてね、クリスピーな餃子をたらふく食べながら、つぶさにその焼き方を勉強してきたのでした、 以降餃子の焼き方はこれでまいります、では秘伝大公開!
清ちゃんに関してはブログをご一読ください。
そうしましたらまずフライパンをカンカンに熱し・・・ないんです! 火にかけない冷たいままのフライパンへ、油を並々注ぎます。
そして!
事もあろうに、水をたらすんです。
油と水の入ったフライパンへ、粛々と餃子を並べてまいります。 え、まだ点火していませんよ、ごゆっくりどうぞ。
ちなみに今回焼き方指南でありますから手製の餃子ではなく安っすい市販品です。 「出来合いの餃子でも焼き方ひとつでこんなに美味しくなれるのか!」という効果を実証する為あえて用いました。
全部並べたらフタをかぶせ、ここでようやく点火します。 火加減は中火。 あとは単に、じっと6分待つだけなんです。
3分したら、あきらかに焼ける音が違ってきます。 水気が飛んで、チリチリ言い出すんです。 ここで清ちゃんではフタを開いて中を覗きながら、鍋をゆすって餃子の位置を流転させながらまんべんなく焼き上がるように気配りをしますが、素人はただ黙ってフタを閉じ、もう3分待ちましょう。
すでに焼き面へ、絶妙なる焼き色がついている事がうかがえます。
さて合計6分が経ちました。 すぐに火からおろし、フタを開いて餃子にコテを当てて鍋にくっついているようだったらはがします。 すかさず盛り付け皿をかぶせ、「エイヤッ」とフライパンの天地を返し、皿へ餃子を落とします。 この際鍋に油がたまっておりますから文章のまま返すとヤケドの恐れアリ、 です。 なので鍋の奥が下を向くように返し、そこから油がしたたるような恰好をとります。 最良なのは、その油のタレ口に受け皿を置いておき、そこに油をため、二回目焼く際にはこの油を利用する! というのが清ちゃん流なのでした、合理的ー。
餃子を黄金色に焼く手法はもうあなたの手中です。 焼く毎美しい焼き色を見せつけながら、広島のオカミさんに感謝いたしましょう!
と、今回は以上なのですが、いかんせん「中火」といっても各家庭により微妙に火加減が違います。 なので上の通りに焼いてもこの図みたいに焦げてはいないけど「焼きすぎを否めない」感じに仕上がる恐れもございます。
そこで救援策を!
焼きすぎた感じの餃子を油を引いたフライパンに戻し、上から刻んだニラ(ネギ)をテンコ盛りします。
すかさずトロけるチーズを散らしたら、フタをして弱火で1分焼くだけです。
安餃子を美味しく食べる手段としても優れています。
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17/03/18