このところオージー・ビーフの特売に出くわす事が多く、こんなに旨い肉活用しないなんてモッタイナイなと、 あれこれ試してみておりますけど、本作は我ながらよくまとまったと思います。
シャリアピンステーキにもモッテコイな肉なんですけどね。
鍋に置いたらワインをたらし、
刻みニンニクとタマネギ、水、赤みそ、砂糖、みりん、醤油を入れたらコトコト弱火で煮込むだけなんです。
肉をじっくり煮込んでいくと、スジや結合組織に含まれているコラーゲンという固いタンパク質が「ゼラチン」に変わって柔らかく、溶けやすくなります。 煮こごりの原理もこのゼラチンによるものです。
ちなみにヒレやロースのように柔らかい肉はスジや結合組織が少なく、長く煮れば逆に固くなってしまうので煮込み系にはカタやバラ肉を用いるのが美味しさのヒケツです。
汁気が飛んでタマネギがトロトロになったら完成です。
バゲットと共に楽しんだり、冷めても旨いので弁当のおかずにも喜ばれます。
更新日:23/02/12
公開日:18/02/04