お気に入りの店を見つけたら、ついそこばかりに足が向いてしまうのですが、そこをエイヤと初めての店に踏み込むと、新しい料理との出会いが待っています。
今回の一品は、前から気になっていたんですがなんかこう、入りそびれていた店のメニューにあったものです。
お湯をわかし、ニンニクとショウガでもほうり込んでから鶏肝を茹であげます。
茹でた肝の水気をふいてから、まだ温かいうちにウスターソースの中に漬け込みます。 ちょうど東海林風チャーシューのように、ビニール袋を使うと楽です。
最低半日は漬け込みたいところでありまして、あわよくば二、三日浸しておいたほうがよくなじみます。
あとは汁気を切って器に盛り、カラシでもそえて肴にすればよいだけの話です。 肝の風味がウスターソースとよく合うんです。 ソースに漬けただけではなく、もっとなんか手の込んだ風の味がするところが、作り手も、食べる人にも嬉しいところです。
是非晩酌に活用ください。
半日漬け込んだ肝の断面を見てみると、ほんの表面だけにしかソースがしみていないことがわかります。 でもしっかりと、ソースの風味は肝に移っているんです。
砂肝でも試してみたら、やっぱりイケたんです。 同じように茹でて、ウスターソースに漬け込みます。 唐辛子とニンニクも一緒に漬けこんでみました。 何日かおけば砂肝がシマって、良き肴となります。
茹でた鶏肝をウスターソースに漬け込んでおく。
12/10/01