ちょっと高そうなモノを見れば「ねえ、これってキャビアよりも高い?」なんて聞いてくる次男です。
先日ロードバイクで颯爽と現れた我が友のそれを見て、やっぱり「この細い自転車キャビアより高い?」と聞いてきたので「物によっちゃ、キャビアの何十倍もするよ」と教えたら目をチカチカさせておりました。
その友人はワイン商であり、各国方々出かけては、面白いお土産を持ってきます。 今回は、トリュフ入の調味料一式でした。
全部で五種類ありましてね。 まずはトリュフソルトです。
贅沢にトリュフの混じった塩なのですが、ちょっとナメておりました。 「トリュフはトリュフとして食ったらよかろうもんが!」と内心考えていたのですが、 封を開いた瞬間独特の香しさが鼻腔を刺激しました。 そうトリュフを食った事はありませんけど、薫るものなんですねえ、「塩に対してどんくらい入ってるんだろうトリュフ?」と、ついヤらしい事考えてしまいました。
舐めてみれば、トリュフの甘味で塩気は丸みを帯びておりまして。
まあ、焼き鳥にでも振ればニクいほど好相性かなと感じましたがためしにおむすびをこしらえてみたところ何なんでしょうこの塩は。
握ったとたんに、ご飯の熱で温められて、モウモウと香気を拡散するではありませんか。 こんなの旨いに決まっとります。
何気に即席麺へソルトしたところ、味噌味が一皮むけましたね! 合わないものは無いんじゃないすかねトリュフソルト。
塩たたきもありますし、とやってみたところよく合います。 個性同士がぶつかり合い、新たな味を醸します。 トリュフの薫りってどこかなつかしいような、それでいて新しいような、脳にはてなが浮かぶ味なんだなあとしみじみ。
という事で、新作レシピが入荷しだい、次々更新してまいります。 ちなみにその他のトリュフ系調味料は、
です。 皆様おすすめのトリュフ系調味料レシピがございましたら、是非私に勉強させてください。
森林総合研究所のグループ(茨城県つくば市)が、トリュフの人工栽培に国内で初めて成功しました。 今後技術の確立を目指します(NHKウェブニュースより 2023/02/09追記)。
トリュフ系調味料を活用したレシピを色々勉強してみる。
15/04/03