みんな大好き手巻きずし! を作ろうと意気込んだまではよかったのですが、子供たちの好物「ツナ缶」がひとつも見当たらないんです。
そこで目についたササミを茹でて代用し、スカしてたんですけど「これ鶏肉やんか!」とツッコまれまくりまして。 結局その日はホンモノを買いに走りました。 が!
鶏肉をツナ缶仕立てにする!
という大目標が生まれてしまいまして。 そこで試行錯誤の結果、本製法を編み出しました。 自分で言うのもなんですけど、かなりの完成度です。 「さよならツナ缶!」
ササミより、ムネ肉のほうが適しています。 と言いますか、ササミでも良いんですけど、それだと茹でる工程の副産物である上質なスープがとれません。
どうせ同じ時間をかけるなら、一石二鶏となるよう事を進めたいのです。
さてムネを水に沈めて点火します。 沸騰するまで強火で行って、あとはひたすら弱火です。 一緒にショウガの切れ端を放り込んでおくと雑味が消えてなお良いです。
茹でる時間は最低一時間、あわよくば二時間以上が最良です。 理由は茹でるほどに鶏らしさが消えてツナっぽい質感になるからです。 おまけに茹で汁は美味しいスープになりますからね。
余談ですけどこの茹で汁でスープカレーを仕込んでみてください、絶賛されますよ!
茹でたらムネを引き揚げて、水気を切ってからすり鉢へ移し、ザックリ粗マッシュします。 もうすでにこの段階でツナ的ですもの。
※皮はこの時喰っちゃいます。
「ツナらしきもの」を容器へ移したら、上から油と水、レモン汁に塩少々を加えてザックリ混ぜます。
ほら、かなりツナっぽくなったでしょう・・・味見してみてください、もろツナでしょう!
あとはお好みで黒胡椒等スパイスを加えても良いんですけど、ツナらしくいてもらうには、上記以外何も入れない方が吉です。
およそツナ缶の活躍する様々な場面でお使いください!
来週あたまから東京行きます。 どこか良いイタリアンを教えていただけませんでしょうかー。
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16/07/15