この間広島を訪ねた折、ガイド本をたらふく読み漁った所、度々目にしたのが「広島ご当地名物、ウニホーレン」の文字です。
名前のまんま、ウニとホウレンソウを使った一品でありますが、いざ店々を回ってみると、活字で目にするほどメニューに「ウニホーレン」の文字は目にしませんでした。
そこで広島の知人に「ねえ、ウニホーレンって広島名物なの?」と聞いてみたところ「うーん名物ていうかあれの発祥はなんとかという鉄板焼屋でゴニョゴニョ・・・」
と、釈然としない回答でして。
そこでガイド本にあるウニホーレンを片っ端から訪ねたところ、おおよそこのような品でした。
ホウレンソウをバターで炒めます。 あらかじめ一瞬下茹でしておくのもテかと思います。
そして仕上げに生ウニをドサリと加え、炒め合わせるだけなんです。 塩、胡椒で味の調整をし、今回さらに火を止めた後、ウニの旨味を存分に味わうべく「追い生ウニ」を加えてあります。
疑いもなく、そのまんまの味がします。 ウニとホウレンソウ、どちらもバターとよく合いますし、パクパクつまめる感じです。
店によっては食べる寸前にレモンを絞り込んだり、
トーストに乗っけてかじったり、
卵黄が乗ったモノもありました。
今年も紫うにが豊漁でありますように。
鍋にバターを熱し、ホウレンソウとウニを炒める。
15/04/26