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骨付鶏のやわらか煮

骨付鶏のやわらか煮

クリスマスには大っきいトリを食べるんだ!」と毎年訴えていた次男もいつの間にやら成長し、 「うーんどちらかといえば食べやすく切ってあるほうが助かる」

なんて言うようになりました。 手がかからなくなった、ともいえますがどこかサミシイものです。  そんな彼の為に今年用意したのは、このやわらか煮です。

骨付き鶏

骨付鶏

この料理は骨付がモノ言います。

水炊きでもカレーにしても、 骨付きならではの美味しさがありますからね、是非骨付きにてお願いします。 手羽先でも構いませんが、モモ肉が雰囲気です。

所々切れ目を入れておくと、火の通りがよくなります。


昆布水

昆布

あらかじめ鍋に水を張り、昆布を一枚入れておきます。


煮る

煮る

昆布水に鶏を浸し、じっくり煮込んでまいります。 この際酒少々を入れておけば風味よく仕上がります。

ついショウガやネギのカケラ等放り込みたくなりますが、あえてどちらも加えません。


煮込む

何せ「やわらか煮」ですからね、弱火でコトコト煮なきゃなりません。 落しブタをしてそうですね・・・最低二時間は煮続けます。

次第にカサは減っていき、煮汁が旨そうなコガネ色にきらめくでしょう。

調味

調味

さて二時間経ちました。 この頃にはもう鶏はホロッホロになっておりますから、細心の注意を払いながら上下ひっくり返します。

続いて砂糖みりん醤油で味つけをしながら煮詰めてまいります。


仕上げ

煮詰まるにしたがい、思い切り食欲をソソル甘辛い香りが立ちこめるでしょう。

この頃にはもう、自分が今仕込んでいる鶏煮込みの事が、愛しくて仕方がなくなっているかと思います。  そこで調理の成功を祝いつつ、煮汁を肉の上から繰り返し丹念にかけ続けます。


完成

ほぼ煮汁が無くなったところで、やわらか煮の完成となります。


やわらか煮を食べる

食べる

箸をたてればホロリと崩れる、まるでトンポーロみたいな鶏にウットリです。


塩昆布

昆布

煮る際鍋底に敷いておいた昆布は、いつの間にやら上質な塩昆布になっておりますので、こちらも合わせてお召し上がりください。


骨付鶏のやわらか煮のツボ

  • 固くはなりますが、冷めても旨いです。 おせちの一品にも良いでしょう。
  • 一本焼きもどうぞ!

おさらい

鶏が柔らかくなるまで昆布と煮、甘辛く味付けをする。


14/12/23


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