今回はニンニクをフル活用してみます。 最近バテ気味のあなた。 一連のニンニク料理を食べると元気になるかもしれませんよ。
ニンニクは臭いが気になるという方が多いでしょうが、醤油や味噌で漬け込むことにより臭味もなくなり用途も広がります。
まずは大蒜を大量に買い込んで、一粒一粒にバラし、皮を丁寧にむいておきましょう。 保存が利くいわば『保存食』 ですので一気に作ることをオススメいたします。
まずはニンニクの醤油漬けから。 皮をむいた大蒜(にんにく)を器に入れて、酢をひたひたに注ぎます。 この状態のまま 1週間ほどおいておきます。
これはニンニクのアクを抜くために行います。
酢からニンニクを取り出して、醤油につけます。 漬け込む時間はなんと、1年間。 1年経過しないと食べ頃になりません。 皆さん、さあ一刻も早く仕込んでください!
※ちなみにアク抜きの際にニンニクを漬け込んでおいた酢は、サラダのドレッシング 作りの際に活用するとウマイです。 さらにニンニクを漬けておいた醤油は、 ニンニクの香り、風味が移り、いわばニンニク醤油となっておりますから、中華料理等様々な料理に活用できるわけです。 東海林風チャーシューや スナギモのニンニク醤油炒めに使ったりとか。 バンザイ!
ニンニクの醤油漬けと生の牛肉(今回はタタキ)をレタスで巻いて食べるのもイケます。
次はニンニクの味噌漬けです。 皮をむいたニンニクをさっと熱湯にくぐらせて、水気をふいておきます。
砂糖、酒、水を混ぜ合わせ、練り味噌をつくり、そこへ湯通ししたニンニクを埋め込みます。 およそ1ヶ月経過したあたりから食べ頃になります。
無限といえるほど種類があるスパゲッティもニンニクを使って簡単美味しく作ることができます。
フライパンにオリーブオイルをたらして火にかけ、ニンニクのみじん切りを炒めます。 そこへ玉ねぎ のみじん切りを加えて炒めておきます。
仕上げにたっぷりとバターを加え、そこへ茹で上がったパスタを放り込み、よく混ぜ合わせます。
※麺がちょうどよく茹で上がるタイミングを見計らってニンニクを炒めましょう! 塩気が足りない場合はお好みで調整します。
バジリコの葉を散らすとカッコイイのですが、普段常備していないので、小ネギで代用しました。 このレシピは、美味しんぼを参考にしてます。
ニンニクを揚げるんです。 詳しくはこちらをどうぞ→ニンニクチップ
そのままポリポリと酒の肴にしたり、砕いてサラダやパスタの上に散らすなど、多種多様な使い方があります。 アボカドとあえるというテもありますよ!
小鍋に胡麻油を入れ弱火にかけます。 そこへ皮をむいたニンニクを入れ、転がしながら煮ること15分。 黄金色にきらめくニンニクをつまみ上げ、軽く振って油を切り、ホクホクしながらつまみます。
ニンニクを丸ごと低温の油でじっくり揚げて、ホジホジつまみとします(パワーニンニク)。
この料理は美味しんぼの13、37、78巻に掲載されていたもので、これほど頻繁に登場するからには美味しいに違いないと考え作ってみたらやはり美味しかったという一品です。 簡単なので是非作ってみてください(にんにくスープ)。
ニンニクの皮をむいて芯をとりのぞき、適当にカットします。 それに水をヒタヒタに加え、ミキサーにかけて(もしくはすりおろして)ペースト状にします。
これを鍋にいれて煮詰めて水気をとばします。 作る分量にもよりますが、2、30分程度かかるかもしれません。 ほどよくトロミがついた頃、火からおろし、しばらく冷まします。
ほどよく冷めた頃、ニンニクペーストに卵黄を割り落とし、さらに煮詰めていきます。 ちょうど味噌くらいの固さになるまで煮詰めます。
※焦げやすいので厚手の鍋を使用したほうがよいです。 さらに湯気は目にしみるので、換気をしっかりと行います。
煮詰めたニンニクペーストに、パルメザンチーズ、塩コショウで味付けをし、パン粉、片栗粉を少々加えて固さの調節をします。
これをビー球よりもちょっと小さいぐらいの大きさに丸めて、中火で揚げるとできあがり。
これぞまさににんにく卵黄。 食べると元気がでてくるかもしれません。 ニンニク玉のレシピはクッキングパパを参考にさせていただきました。
ニンニク料理はまだまだあるハズです。 皆さんのお気に入りのもの等ありましたら、掲示板や メールで教えてください!
07/10/14