この四角い鍋が、玉子焼き専用の鍋その名も「玉子焼鍋」です。 関東型と関西型がありまして、 関東のほうは正方形に近く、関西のほうは長方形型です。
愛用しているのは木屋のもので、形からすると、関西型ということになります。
銅製で熱の伝わりがよく、卵の風味を生かします。
柄のガタつきがないものを選ぶようにしてください。 尚、長年使っていると、柄が乾燥してグラグラしてくる場合があるので、その際は、柄を打ち込みなおします。
このリベット周辺の無骨な作りが気に入っています。
使い初めには、古い油を鍋の7割がた注ぎ弱火にかけ、十分鍋に油をなじませます。 煮終った油は、不純物が混じるので捨ててしまいます。
現在愛用4年目でありまして、このように全体が黒ずんで、風格がでてきました。 これは油が鍋に十分染み込んでいることを表すものであり、 間違っても洗剤で洗い落としてはいけません。
もはや誰が使っても、玉子焼き作りを失敗することがほとんど無い立派な鍋に成長したのでした。
使い込むうち黒ずんできますが、酢と塩を合わせたものをつけて磨けばたちまち蘇ります。
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11/05/30