たまにいく日本酒バーでつい注文してしまうのが、クリームチーズのたまり漬けです。
なんてことなく、クリームチーズを醤油漬けにするだけで作れてしまうのですが、これがまた日本酒とよく合うんですよ。
これがクリームチーズです。 牛乳と生クリームから作られる熟成させないフレッシュチーズになります。 パンに塗ったり、チーズケーキ等お菓子作りにも使われます。
「たまり」は本来味噌からしたたる汁や、濃厚な醤油の一種を指しますが、ここでは醤油のことを「たまり」と呼ぶことにします。
適量に切り分けたクリームチーズをビニール袋に入れ、そこへ醤油を注ぎこみます。 口を閉めて、冷蔵庫で寝かせます。 ちょうど東海林風チャーシューみたいな感じです。
寝かせる時間は一晩ぐらいでよいかと思いますが、これもまたお好みです。
さて一晩経過しました。 醤油からチーズを取り出すと、表面がほんのり醤油色に染まっているのを確認できるかと思います。
あとはこれを切り分ければそれで完成なのですが、このたまり漬けを包丁で切ろうとすると高確率で失敗します。 グシャリと潰れてしまうんですね。
なので、ちょうど半熟卵を切るときのように、チーズに糸を一回転させ、引っ張りながら切るわけです。 すると綺麗な切り口になります。
ささ、どうぞお飲みください。
クリームチーズを醤油漬けにして酒肴とする。
12/05/09