料理は「簡単に作れて旨い」にこしたことはありません。
今回の一品は、胡麻さえ炒ってしまえばアッっちゅう間に作れてしまう簡単料理です。 醤油とミリンのおりなす甘辛風味は、日本人のDNAに深く刻みこまれているものだと思います。
話は簡単です。 まずは白ゴマをパチリとはじけるまで煎りまして、
すり鉢で丹念にすりこみます。 「ゴマ多め」が美味しさのヒケツです。
すったゴマに醤油、みりんを合わせます。 醤油とみりんの割合は1:1が無難なところですが、お好みもあるかと思います。 ちなみに我が家は子供たちが甘口好みなので、 厳密にいうと醤油1:みりん1.3程度の割合で調合しております。
できあがった胡麻醤油に、牛肉を浸します。 牛肉はなるべく脂の少ない部位が良いものです。 今回牛モモ肉を用いておりますが、 お好みの部位で結構です。 薄切り、厚切りもお好みでどうぞ。
浸しておく時間は肉のサイズにもよるのですが、2、30分も浸しておけば十分でしょう。
あとはコッテリと焼きあげるだけです。 胡麻が焦げてしまう可能性がありますから、中火程度でジリリと焼いてください。
火が通ったからと肉をすぐに引き上げてしまっては、旨そうなテリがでてきませんから、ある程度胡麻醤油を煮つめるつもりで焼いてください。
焼きあがったら器に並べて食卓へ。 熱々でも冷めても、ご飯にも酒にも、子供にも老人にも喜ばれる一皿です。
※牛肉は焼きすぎるとよくないものです。 なので、牛肉に火が通ったら引き上げて器に盛り、胡麻醤油を煮つめて上からたらす、というテもあります。
実は牛肉でなくても構わないのです。 これは豚バラを食べやすいよう切り分けてからごま醤油に浸し、焼いたものです。
ドカベンにご飯をめいいっぱい詰め込んだ上に、肉を散らしています。 将来、息子が高校生あたりになったら、こんな弁当作って持たせると喜ぶだろうな、と思いついたのでテストしてみたんです。
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11/05/18