発作的に伊丹十三熱がおきます。
今まさにその真っ最中でありまして、片端からエッセイを読み直し、映画を観ながら暮しています。 こないだ入手したその名も『伊丹十三の本』に、 単行本未収録のエッセイがあって読みふけっていたところ見つけたのが、今回の満足飯です。
なんでも辻 嘉一さんの本にあったものを、伊丹流にアレンジしたものだとか。
黒ごまを煎って、すります。 この黒ごま、って所がいいですよね。
ごまを醤油、みりんと合わせます。 これが漬けダレです。
※今回は煮きり醤油とゴマを合わせています。
刺身にできる新鮮な鯛を用意します。
これを小指の先ほどの大きさに角切りしまして、
ゴマダレに漬けこみます。
ざっくり混ぜて30分もおけば、鯛は、えも言われぬ色味を帯びるでしょう。
これを食卓へ運ぶやいなや、卵黄を落としこみます。 すぐさまご飯を丼によそい、卵を崩しまぜながら、
ご飯にまぶしては食べ、まぶしては食べ満足するのでした。 『どんなに自制しても、御飯を食べ過ぎてしまうのであります。』と伊丹さんは言います。
Instagramはじめました! ぜひフォローお願い致します。
14/02/22