前回のタイチリに引き続き、タイを使った料理であります。 タイの身をゴマ醤油に漬け込んでおいて、上からお茶をかけて食べるというタイ茶漬け。 飲んだあとのシメに。 はたまた小腹のすいた夜更かしさんに、うってつけのお茶漬けであります。
1、まずは新鮮な鯛を用意しましょう。 今回は良型の天然鯛が手に入ったので、これで作りますが、鯛でなくとも、ヒラメや白身の魚ならなんでもよいです。
鯛の身は薄くそぎ切りにしておいて、少量の酒を振りかけておきます。
2、さてゴマを煎りましょう。 焦がさないようにご注意を。
ゴマからイイ香りがして、パチパチはじけはじめた直後にすり鉢にとって、よくすります。 油がにじんでくるぐらい丁寧にすりましょう。
3、ゴマをすりおえたら、卵を割り入れます。 そこへ醤油をたらします。 ゴマは醤油の2、3割の分量になります。
4、酒をふりかけておいた鯛の身を、ゴマ醤油の中に漬け込みます。 漬け込み時間はお好みでどうぞ。 あとはご飯の上に鯛の切り身をのせ、あらく揉んだゴマ と海苔をちらしてワサビを加え、熱いお茶をかけて食べるだけです。
以上タイ茶漬でした。 お茶を掛けた瞬間、鯛の身が白く色づき、ゴマ醤油がお茶に溶け込んでキレイなクリーミーな色に変わります。 ゾゾーっとかき込むともう、 「鯛を食べるならばタイ茶漬けに限る」といっても過言ではないと、思わずつぶやいてしまうほどです。 オイの場合、飲んだあとのシメとしてかきこみましたが、 結構飲めていたので、海苔をキレイに散らす余裕というものがありませんでした。 なんちゅうかこう、いっぱいいっぱいでした。 刻みノリにして、美しく盛り付けたいものです。
ゴマは煎りつけるとすぐにパチパチはじけてきます。 はじけたら間髪入れずにすり鉢にとるようにしましょう。 すぐ焦げます。
Instagramはじめました! ぜひフォローお願い致します。
© 2005-2018 ぷちぐる.