しろうりの中にシソやミョウガ、ショウガなど薫り高い食材を詰め込んで漬物にします。
あわせてハリハリ漬も作ります。
1、シロウリを2、3本買ってきましょう。
2、シロウリの両端を2センチぐらい切り落とします。
3、真ん中にタネがありますので、スプーンなどを使ってほじくりだして、トンネルを通過させます。
4、シロウリの内側、外側に軽く塩をふります。
5、シロウリの中につめるものは、あるものだけで結構だと檀さんはおっしゃいます。
青ジソ、獅子唐、ミョウガ、若ショウガ、穂タデなどです。
今回は穂タデ以外を用意できました。 青シソは塩でもんでアクを抜いておきます(梅干作りのシソの処理のような具合)。
6、各素材には塩をふりながら青ジソでくるみこんで、ウリの穴に差し込んでいきます。
少し長めに差し込んでおいて、漬ってから切りそろえるとよいです。
7、あとは重石をして2、3日置くとインロウ漬けの完成となります。 小口切りにしていただきます。
※ウリの穴が大きすぎる場合は、ナスの白い肉の部分を切りとって、しばらく水にさらしてから塩をふり、青ジソの中に一緒にくるみこみます。
1、さて次はハリハリ漬を作ります。 切干大根を2センチぐらいに切ってから器に入れ、熱湯をくぐらせます。
2、水気をしぼってからタネを抜いた唐辛子、 細切りの昆布と一緒に酢と薄口醤油を半々で割ったものに漬けこみます。
胡椒と山椒を振りこんでおいて、二日ぐらい置いてからいただきます。
以上インロウ漬けとハリハリ漬けでした。
実は昨年、インロウ漬けを一度失敗しました。 重石をして漬けておいて、いざ食べようと思ったら、 ギューギュー詰めにしておいた青ジソ一同がしぼんでしまって、スカスカの印籠漬けになってしまったのです。
味のほうは、各種香味野菜の風味が渾然一体となり、申し分なかったのですがいかんせん見た目がパッとしませんでした。
再度作り直そうとしたときはすでにシロウリのシーズンは過ぎていて、インロウ漬け作りは来年まで持ち越しになってしまっていたのです。
今回も重石をしているうちにスカスカになってきたので、途中からその都度ナスの白い部分をねじりこんでいきました(残念ながら青ジソの中にはくるめませんでした)。
なんとか形になったと思っております。
できあがったインロウ漬けをつまんでいると疑問が沸き起こりました。「今回使用しているウリがシロウリということでオッケーなの?」
調べてみるとシロウリの中にも色んな種類があることがわかりました。 一応、シロウリだということにさせていただきます。
ハリハリ漬けはぷちぐるの中でも作り方を掲載しておりますが(はりはり漬け→)、 檀流になると、胡椒と山椒が加わります。 個人的には今回の作り方のほうが風味高く好みでした。
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