肉売り場の前を歩いていてスペアリブが目に入ったならば購入せずにはいられません。
軽く塩、コショウを振ってこんがりと焼き上げれば(上画像)ほらもう・・・ビールが止まらなくなるハズです。 レモンをギューッと絞ったりして。
このようにただ買ってきて焼けば即旨いスペアリブですが、今回ご紹介する作り方を知っておいても損はしません。 桐島洋子さんの「聡明な女は料理がうまい」を参考にしました。
スペアリブとは豚や牛の肉が付いたあばら骨のことで、中国式には排骨と言うそうです。 肉でも魚でも骨付近の肉が一番美味しいという話はよく聞くことですし、これまで生きてきた経験からしてもそうです。
スペアリブを山のように買ってきます。
※「真の味は骨に染み込んでいるものである。」と、インドの独立運動家であり、日本のカレーの父でもあるビハリ・ボース氏は言いました。
スペアリブに塩、胡椒を振り、こんがり焼き上げたい気持ちをグッとこらえて、叩き潰して刻みこんだネギ、ニンニク、ショウガと酒、醤油あわせて、 その中に漬け込みます。 30分から1時間程度でよいかと思われます。
野菜炒めとか焼き豚系の、 中華風料理ではおなじみの面々ですね。 お好みの調味料を加えたりして自分好みの味に仕上げてください。
あとは片栗粉をまぶしてカラッと揚げるだけ。 芯までしっかりと火を通しましょう。 鶏の唐揚を作る際のように、 仕上げに胡麻油をたらしこんだりするとよりいっそう美味しくなります。
誰に食べさせてもまず間違いないスペアリブ料理です。 味が薄い場合は塩、胡椒や、花椒をつけながら食べます。 手をベトベトにしながらむしゃぶりつきます。
上記の揚げスペアリブを準備している段階で、塩少々で味を整えた大根のスープを煮ておいて、 食べる直前に揚がったばかりのスペアリブを放り込み、酒少々を加えると排骨火鍋の完成です。
大根を煮るスープは鶏がら、カツオダシ、 牛テール、豚骨と色々考えられますが、何もなければ水で結構です。
スペアリブは汁物だって作れるのです。
08/08/07