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そら豆の冷たいすり流し
そら豆の冷たいすり流し

そら豆の冷たいすり流し

先日グリンピースを大量にいただいたので淡煮と豆ご飯で楽しみました。

お礼に行ったところ、なんと今度は、そら豆を大量に頂戴してしまったのでした。  名作、ソラマメと鶏肉のサラダを堪能したり、 そのまま塩茹でしてつまんだり、グリンピースご飯と同じように豆ご飯にするという調理法が思い浮かびましたが、今回はちょっと趣向を変えて、冷たいすり流しをこしらえてみます。

豆を煮る

そら豆を茹でる

まずはそら豆のさやを破り、そら豆を取り出し、薄皮がついたまま塩茹でにします。

柔らかくなるまで煮てください。 柔らかくなったかどうかは茹でるはなからつまんでみればよくわかります。 塩茹での美味しさに、つい、つまみすぎてしまうかもしれませんよ。


ザルにあける

豆が柔らかく煮えたら、ザルにあけます。 豆の煮汁はあとで使うので捨てないでくださいね。

そら豆の水気をよく切ってから、薄皮をひとつづつ丁寧にむいておきます。


長ネギを炒める

長ネギ

長ネギをみじん切りにして無塩バターでじっくりと炒めておきます。


ミキサーにかける

ペーストにする

薄皮をむいたそら豆と炒めた長ネギをフードプロセッサーに入れてグリグリ回しこみ、ペースト状にします。

とはいっても、はじめはなかなか思うように回転してくれませんので、のけておいた茹で汁をちょっとずつ加えながらペーストに仕上げます。


昆布だし投入

水気が増えるとようやく思うように攪拌(かくはん)できるようになります。 思いのほか簡単にペースト状に仕上がりますよ。

ここで昆布だしをちょこっとずつまぜこんでいきます。 どのくらい加えるのか?  濃度の目安はあとでボールに移す際、フードプロセッサーからそら豆ペーストが難なく流れ落ちるぐらいでよいかと思います。


味付け

味を付け、冷やす

そら豆ペーストをボールに移し、で味を整えます。 塩を加え、よくかき混ぜ、ちょっとすくって味見し、物足りないようだったらまた塩を足す、という風に調味します。


すり流しのできあがり

味が決まったら、ボールごと冷蔵庫に入れてよく冷やしておきます。 召し上がる寸前に器に盛り、黒胡椒を散らしていただきます。

大した材料は使っていないのですが、非常に濃厚な風味がします。 動物系スープは入れていないハズなのに、 アボカドのスープに匹敵するような奥深く重厚な味がします。  豆にはやっぱり力があります。


そら豆の冷たいすり流しのツボ

  • そら豆でなくたって、グリンピースでも作れます。
  • 煮汁3、昆布だし7の割合で作りました。
  • 煎り空豆や、サラダもどうぞ。

おさらい

そら豆を茹でて、薄皮をむく。 バターで炒めた長ネギと共にミキサーにかけてペースト状に仕上げる。 途中で煮汁、昆布だしを加える。 塩で味を整えて、よく冷やす。 黒胡椒をふって食べる。

09/05/15


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