辛子明太子は、ご飯のお供だけでなく、豆腐やアスパラとあえたりという、 いわゆるひとつの調味料としてもいかんなく実力を発揮します。
そしてそれは、明太子の原料である「タラコ」かて同じです。 今日はタラコを使ったあえものを二品こしらえます。
タラコの塩漬けを用意します。 イカ1ぱいに対してタラコ1腹は使いたいところです。
タラコの薄皮を破いて、中身を丁寧にしごき出します。
※残った薄皮は今回使用しませんが、皮だけでも旨いもんですので、ご飯にでも乗っけて食べちゃってください。
刺身用の新鮮なイカを用意して、好みの厚みに切りそろえます。
※参考:イカの下ろし方
切ったイカに、塩少々を振ります。
イカとタラコをまんべんなくあえます。 ナイスコントラストです。
仕上げにレモン汁を絞りこむと、イカのタラコあえのできあがりです。 レモン汁はイカとタラコを調和させる大事な役割を担いますから、是非ご用意ください。
少し辛味が欲しい場合は、赤柚子胡椒を混ぜこめば、 彩りを崩すことなく辛味を自在に調整できます。 もちろん、タラコではなく明太子でイカをあえることも可能です。
※参考:レモンの切り方
イカのかわりにタマネギを使うのもオススメです。 タマネギを薄切りにして塩少々を振り、フキンにくるんで流水でもみ洗いします。
さらしをてるてる坊主のように絞ると、楽に水切りができます。 余分な辛味がとれて、シャッキリとした歯ざわりになります。
あとはタマネギをタラコとあえて、レモン汁を絞るだけです。
突き出しにこんなの出てきたらうれしいです。
11/06/17