リーズナブルな魚だけどすごくウマイカワハギ。 そんなかわはぎを刺身にして食います。 たまに行く割烹屋さんでは、 いけすから取り上げたばかりのかわはぎをサッとおろして刺身で食べさせてくれます。 その際、小さい心臓をつけてくれるのですが、それがまたウマイんですよね。
カワハギという名は、調理の際、皮をはいで使われるからだとかそのまんま。
オイはいつもこのようにして皮をはぎます。 まずはオレンジ線のように口の先とトゲを切り落とします。 そして白線部に切れ目をいれます。
そして口周辺の皮をつかみ、いっきにベリッと尾びれ方向に引き剥がします。 反対側も同じようにはがします。
あとは頭を落として三枚におろします。 身が少ないので丁寧におろしましょう。 あたまは半分に割り、骨はとっておいて、 味噌汁でもつくると美味しいのは言うまでもありませんよ。
身を薄切りにして刺身で食うわけですが、皮をはいだあとにもさらに薄い膜というか皮があるのでそれも庖丁をよく寝かせてすき取ります。 慎重に。
今回はカワハギを薄切りと、肝和えにして楽しみます。 カワハギを食べる醍醐味は、なんといっても肝なのですが、その肝をすり鉢でペースト状にして、カワハギの切り身を和えます。 できあがりはカボスをたらしこんだ醤油なんかも美味であります。
時には肝と身を完全に和えてしまったりとかですね、飲めます。
カワハギの肝は甘辛く煮付けてもウマイのです余談ではありますが。 醤油漬けも素敵です。
カワハギの仲間であります。 カワハギといい、このウマヅラハギといい、なんともダイレクトな名付けをされているワケですが、 このウマヅラも同じように食べることができます。 干し物なんかにも良いです。
シメにはやっぱり味噌汁であります。 ズ、ズーッ。
更新日:23/02/04
公開日:06/05/01