キムカツをはじめて知ったのは、キムカツサンドをおみやげに貰ってからでした。
薄切りの豚肉を重ねて揚げたカツになります。 ちょっとマネして作ってみることにします。
キムカツは0.5ミリ厚の豚ロース肉を25枚重ねして作られているそうです。
肉屋さんに出向き「豚肉を0.5ミリ厚で50枚ほど切ってください」とお願いしたら怒られそうなのでさてどうしようかと考えましたが、肉の厚みに関してはスッパリとあきらめます。
豚バラの薄切りを代用しようと考えていたところ、たまたま家の冷凍庫に豚ロースの薄切り肉があったので、これを使うことにします。
さて用意した豚肉を25枚重ねにしなければなりません。 とりあえず冷凍豚肉を25枚重ねてみたところ、ハンパじゃない厚みになりましたので、 その半分程度ということで12枚の豚ロースを重ねました。
普通のとんかつと同じように衣をつけますが、重ねてある分、ちょんと作業ができるかどうか心配です。
安全策として、一枚一枚に小麦粉をまぶしつけてから重ね、溶き卵、パン粉と作業しようとも考えましたが、面倒くさいので重ねたままの豚肉に小麦粉をまぶし、 重ねたまま溶き卵をくぐらせて、パン粉をつけました。
キムカツの公式サイトによると、使用するパン粉は生パン粉とありましたのでそうします。 今回は、カミさんが買ってきた無添加パンをミキサーにかけてパン粉にしました。 パン粉の作り方→
無事衣をつけおえた豚肉を揚げます。 実は一度揚げることに失敗しました。 外はこんがりだけど、中身は生だったのです。
2度目のチャレンジでは油の温度を低くして、10分ぐらいかけてじっくり揚げました。 今度は上手くいきました。
ちなみに公式サイトによると、「低温の油で8分揚げ、それを縦置きし、2分蒸らす」とあります。
以上おいしいキムカツを食べることができました。 肉が悪かったせいか、ちょっとパサついた感じがしたので、次回は豚ばら肉で作ろうかと計画中です。 もしかすると豚ロース、豚バラ、豚ロース、バラ・・・という風に、交互に違う部位の豚肉を重ねるとおいしいかも、と考えています。
なお、今回作ったカツをキムカツと呼ぶのはどうかと思いますので、一応「重ねカツ」と名づけておきます。 しかしキムカツの名前の由来って何なのでしょうね。 さらには同じようなゲンカツなるものも存在します。 名前の由来や、キムカツとゲンカツを違いをご存知の方がいらっしゃいましたら是非ご一報ください。
※この画像は煮かつです。 揚げたカツを甘辛いタレにドプンと浸してサンドしたものです。
更新日:23/07/18
公開日:06/06/04