高いですよねー野菜が。
天気がアレで8月中から何もかんもずっと高くて、オチオチサラダも食べれませんが、皆様お住いの地域はいかがでしょうか。
安いんです。
何が安いかというと、このところ魚屋で「こはだ」がめっぽう安いものですから〆てはつまむ日々であります。
これがこはだです。
江戸前のすし種として有名で、大きさにより呼び名が変わる出世魚です。
と呼びます。 関東では魚体が小さい程好まれまして、ちなみに今回用いているのはキリギリこはだ、といったところです。
※コハダとコノシロの間の大きさを「ツナシ」と地方によっては呼びます(長崎)。
ウロコをかいて、
セビレを落とします。
頭はエラ横にある黒い斑点のとこから切り落とします。
オビレの付け根を切り落としまして、
腹を一直線に、「ジャリッ」と切り落とします。
ワタを出して洗い、
塩分4パーセントの氷水に入れて、すすぎます。
三枚におろして中骨、腹骨をすきとります。
こはだにはまだ、細々した骨がごまんと体内にありますが、〆て食べれば気になりません。
まんべんなく塩を振ります。 ウチではかなり強めに振ります。
このまま小一時間寝かせておいて、
酢で塩を洗い、
新しい酢に漬けこみます。
30分ぐらいたったら酢からあげて、自然に酢を落とし、切って食べます。
酢につける時間は好みになりまして、半日ほど置いて芯まで〆るのもオススメです。
美しい…。
食べるのがもったいない…。
日本酒ください。 ちなみにこの切り方は木の葉造りといいまして、次のように切ります。
小肌を三枚におろして背と腹に分け、背は背、腹は腹と重ねます。
トントンと等間隔に切りまして、
切り口を立てたら「ハハハ」と重ねくわえこませて並べます。
こんな感じです。
レンコとのペア。
こはだをシュッとしめていただく。
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14/09/06