旨いものを食べたければ、旨い店に入るのが一番です。 「真顔で何を申すか!」と言われそうですがホントなんです。
ジャンルを問わず「旨い」と評判の店は津々浦々ありまして、その店の店主に「何かオススメの店ありますか?」なんて聞いてみたら、たいてい紹介してもらった店もハズレ無いものです。
今回のマカロニサラダはそうして辿り着いた某人気酒場の看板メニューなのです。
何せ名物ですからね、
「あとマカロニサラダもひとつちょうだい!」
なんて気軽に注文してみても、すぐには出てこないのです。 理由は作り置きしていないから。 注文が入る度に10分かけて、せっせと仕込んでくれるのです。
っちゅうことで、湯をわかして塩をひとつまみ、マカロニを丹念に茹でます。
所定の茹で時間よりもやや早めに引き上げて、アルデンテ的な食感を目指します。
しっかり火の入った茹で卵を作り、黄身と白身に分けるのです。 具体的には湯に入れて12分煮るとそうなります。
黄身はすり鉢に移して入念にすりこみます。
黄身にマヨネーズをネリネリたっぷり加えまして、
カンペキに練り合わせます。
白身は白身でザックリ刻んで、
三者をあえると完成です。 ひとくちつまんでみて、味が足りないようでしたら塩、胡椒をふります。
もちろん作りたてなので生温かいサラダであり、具なんて何も入っておりませんが、名物というものはひとえにシンプルなものなのだ、というお話でした。
マカロニサラダを名物風にこしらえて、しこたま呑む。
14/06/09