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水炊きの進化系
水炊きの進化系

水炊きの進化系

寒さも本格的になってくるとこう、鶏のスープが恋しくなってくるのは何故でしょう?

前日から鶏のガラをコトコト煮出しながら、表面にキラめく油の玉を見つめながら、どうして寒いと鶏のエキスが欲しくなるのかを考えましたが、明確な答えは出てきませんでした。

体が欲しているとでも言う他理由が見つかりません。 鶏を使ったお鍋はこれまで幾度と掲載してまいりました所、これが私自身の今一番食べたい水炊きです。

作り方

水炊きといえば、骨付きブツ切り鶏を用いるのが普通でありますが、食べ進むうちどうしてもつくねが欲しくなってくるんですよね。 それなら団子も入れようではないか、という柔軟な姿勢でまいります。

鶏ひき肉につなぎとしての片栗粉、旨味としての山芋、そして刻んだネギ、おろした生姜、隠し味に味噌を加えて丹念にこねます。

あとはこれをスプーンを両手にクルクルまとめ、スープの中へ落としてゆけばつくねとなります。

肝心なスープは、鶏ガラとかつおだしを合わせたものでまいります。 両者を合わせると、クセがまったくないのに旨味にあふれる独特なスープになるんですよね。

つくねが浮かんできたら煮えたサインですので次へ。

つくねを食べていると、どうしても生身の鶏肉(なんだその表現は)が欲しくなってくるんです。 だから本能に従いモモ肉のブツ切りを入れて煮ます。

あとは次々野菜を加えて煮ては、ポン酢をくぐらせて食べ続けるだけ。

豆腐、春菊、エノキ、白菜などたっぷり鍋の脇に用意しておきます。

ポイント

  • 鶏ガラスープとかつおだしを調合する割合はお好みです。
  • シメにはうどんが良く合うお鍋です。
  • 鶏ガラでなく、鶏もも肉を煮出して抽出したスープを用いると究極です。

材料

  • 鶏ひき肉:150g
  • 片栗粉:小さじ1
  • 山芋:大さじ1
  • 味噌:3g
  • 刻みネギ:大さじ1
  • おろし生姜:1片分
  • 鶏がらスープ:800cc
  • かつおだし:400cc
  • 豆腐:一丁
  • 鶏もも肉:250g
  • 春菊:50g
  • エノキ:75g
  • 白菜:150g

調理時間

  • 30分

22/02/07


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