むかごとの出会いは少年時代の夏休みでした。
友達のウチへ遊びに行くと、そのお父さんが何やら楽しそうにポリポリかじってるんです。 それが「茹でたむかご」でして「食べる?」と聞かれてひとたびかじればなんちゅう旨さ。
ベタ褒めしたら、すぐ裏山へムカゴ採集に連れてってくれました。
零余子(むかご)は、山芋の葉のつけ根に生じるキュートな珠の芽です。
水洗いして塩をひとつまみ入れた湯でサッと煮ればもう、ビールにはうってつけです(ページトップ)。
とか言いながら、調理中つい、生でかじったりもするワケですが、色んな調理で楽しめるんです。
バター炒めでも美味しいですし、
酒とみりんで炒りつけてもイケます。 山椒を散らしてつまむと口福です。
京都の料理屋では、むかごめしを食べました。 塩少々を振り、むかごをご飯と一緒に土鍋で炊くだけです。 シメ飯、というよりも、酒の肴寄りなご飯です。
むかごをよく洗って皮付のまま、米八合に対しむかご二合の割合で普通の水加減に塩を少々入れて炊きます。 もち米を少々入れても美味しいです。
では良きムカゴ生活を!
むかごを色んな調理法で楽しむ。
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14/12/17