白く粉吹き、握るとチクチクする程新鮮な、もぎたてキュウリを沢山いただきました。 ご近所さんが自家栽培しているものです。
合わせてよく張ったナスも頂戴しまして、麻婆茄子でも作ろうかと計画していたところ「なんの、もんで噛め(食え)〜」と作り主直々にアドバイスをいただきました。 やり方はこうです。
水洗いしてヘタを取ったなすを食べやすい大きさに切りまして、ドサッと大胆に塩をふり、丹念にもみます。
もんでから10分ぐらいほったらかしておき、その後流水でよく洗います。
ギュッとしぼると、あんなに張りがあったのに、縮こまって艶やかな質感を帯びてきます。
これにてもみなすのできあがりです。
そのままつまんで美味しい「もみなす」ですが、ウチでは刻んだミョウガとあえ、そこへごま油を回しかけて食べています。
とりたてのなすをきざんで、しょうがとみょうがとちそ ― どうもしそとは言いにくい ― とをまぜて、塩もみにして、しょうゆでたべるのが、ここ数年来のわたしの夏の好物の一つとなった。
すりつぶすぐらいの勢いで強くもむほどうまい。
池田 弥三郎 『 私の食物誌 』 8月7日 より
ナスを切り、塩もみしてから10分置く。 水洗いしてしぼり、好きなように食べる。
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12/09/15