ついに南部鉄器を買いました。 前々から気にはなってたのですが、なかなかよい品に出会えずに買いはぐれておりましたところ、 「日本橋の木屋」直営店みたいなお店で見つけました。
お気に入りのポイントは鉄製だということです(あたりませですが)。 あとはこの鉄瓶の大きさ。 片手にスッポリと入るぐらいの大きさで、眺めていてなんだかかわいらしくて、ほどよい重量感。 すぐ家につれて帰ろうと決めたのでした。
よい鉄器の条件は、この内側に鉄の継ぎ目がないこと。 あると、そこからサビが発生するのです。
長期保存の場合は、内外十分に乾燥させてから、保管します。
そんな場合はどうするか。 ちょんちょんと、赤いサビが発生した場合は、お湯が赤くならなければそのまま使っても問題ありません。 お湯をあけたあとはよく乾かすことが重要です。
もうひとつ。 お湯が赤くてなんだか金臭い場合は、たわしで内側をこすり、サビを落とします。 そして茶ガラをダシパックなんかに入れて、20分ぐらい煮ます。 火を止めて、8時間ばかり放置すると、水が黒くにごりますが、お茶のタンニンと鉄分の反応なので、心配ないです。 これを2度繰り返すと、内側に皮膜ができるのです。 これでサビを防止できるわけです。
茶殻をフキンに包んで鉄瓶を拭くと艶が出、タンニンが錆をおさえます。
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06/01/27